第31回の学園祭が10月10日、雲ひとつない快晴のもと開催されました。今年もボランティアである学園祭自治会の手で開催されました。出店は絵画ボランティアグループをはじめ10クラブ、グループ、展示はパソコンクラブをはじめ9のクラブから出されていました。カレッジホールのステージでは三曲会をはじめ24のクラブがひとクラブ13分の時間内で日ごろの練習成果を発表しました。
今年は三連休の初日で天気も良かったこともあって参加者が多く、私が経験した最近の学園祭の中で最も盛り上がったもののひとつだと思います。カレッジホールではたくさんの立ち見が出ていましたし、ふれあいホールもひとでごった返していました。いたるところで立ち話をするひとで行き来ができないほどでした。学園祭は言うまでもなくシルバーカレッジ(KSC)の最大のイベントのひとつです。全3学年の学生のほか学生の家族や一般の参加者が来場されていました。会場で、学生であるおじいちゃん、おばあちゃんの舞台を見るために親に手を引かれた孫らしい幼児をたくさん見かけました。会場におかれた募金箱には来年の学園祭のための寄付がたくさん入れられていました。
余談になりますが、舞台でのパーフォマンスを見ていて思い出したことがありました。私は今、KSCの図書室から「シベリアの生と死」という、第二次大戦後に当時のソ連によってシベリアに抑留された日本軍兵士の苦難を伝える本を読んでいます。そのなかで、極寒の、飢えと重労働の毎日を送る収容所生活の中でも兵士による演芸会や音楽会が開催されたという話でした。これら演芸会などは兵士の慰めになり、喜ばれたということです。学園祭の舞台パーフォマンスも立ち見が出るほどに来場者に喜ばれていました。どんな時代、どんな状況でも人々はこういった舞台でのパーフォマンスは喜ばれるものなのでしょうか。
これら学園祭での光景を見ているとKSCの学生さんたちが講義やクラブ活動、ボランティア活動を楽しまれていることを実感します。KSCで多くの講師やクラスメイト、クラブでの仲間との交友などを通じ、社会に参加し、社会に貢献し、生きがいを作られていると実感します。KSCで意義のある時間、体験をされていると思われました。われわれ事務局は学生さんたちがKSCで充実した時間が過ごせるよう支援を惜しまないようにするべきだと覚悟をあらたにしました。
最後に、半年にわたってこの学園祭の裏方を引き受けていただいた学園祭自治会の皆様に厚く感謝いたします。舞台の機材の出し入れをしていただいたステージ委員会、駐車場の整理をしていただいた駐車場委員会、総務委員会、その他の委員会、無償でこの大変な作業を引き受けていただきありがとうございました。お疲れさまでした。しばらくはゆっくり休んでください。