本神戸市シルバーカレッジ(KSC)は3月24日に第30期生の卒業式を、4月8日に第33期生の入学式を行いました。卒業式では262名の卒業生を送り出し、入学式では304名の入学生を迎え入れました。30期生の入学時、3年前には309名の入学生がいました。昨年、令和7年度の新入学生は265名でした。入学者数は2年前に戻ったことになります。第30期生の平均年齢は73.4歳です。33期生の平均年齢は70.9歳でした。KSCの学生の平均像は70~71歳で入学し3年在籍して73~74歳で卒業していくイメージです。男女比は毎年、多少の違いがあっても1:1です。3年間で1~2割の学生が様々な理由で退学していきます。
今年度のコース別、専攻別の入学者を見ますと総合芸術コ-スの4つの専攻はほぼ定員通りの入学者でした。園芸専攻は昨年度入学者が少なかったですが今年度は回復しました。3大コースではここ3年ほどは健康ライフコースが最も入学者が多く、次いで国際交流・協力コース、ECOライフコースの順でした。70歳を過ぎると自分の健康が気になって勉強しようかとなるのでしょうか。国際交流・協力コースに入学する学生の一部は海外駐在したひとや海外出張が多かったひとがいます。ECOライフでは以前のような公害や環境汚染から自然環境保全、持続可能な社会のようなところにテーマを置いています。
KSCの事務局職員は20名足らずです。それだけの人数で授業の実施から900名近い学生の世話、広い建物管理までを行っています。本校の行事その他は多くを学生の自主的な活動で行われています。委員会にはクラス代表者会、情報誌編集委員会、図書委員会、スポーツ委員会などがあります。自主的に組織された委員会としてはそのほかに地域交流代表委員、ボランティアセンター、クラブ協議会、学園祭学生自治会があります。これらの委員会は学生から選出された委員と事務局職員で構成され、それぞれの行事などを行っていきます。
本KSCの特徴は何と言ってもクラブ活動です。当校ではクラブ活動も活発で、現在40数団体があります。その中で多くの先輩、級友との交流が行われます。当校は在校生の満足度が高いので知られているのですが、その多くの部分はクラブ活動によるものと言われています。ひとりの学生が平均して3~4のクラブに入っています。クラブの掛け持ちで毎日登校している学生も珍しくありません。歳をとると退職や友人の不幸などで交友の範囲が狭まります。交友関係を意識して広げないと孤立、孤独に陥ります。クラブ活動によって交友関係が広がります。この交友関係の維持は健康維持のためにも必要です。クラブ活動で友人の輪を広げていきましょう。
KSCで新しい世界、新しい交友関係を経験しましょう。私たち事務局関係者は、KSCのふれあいホールで学生がクラスメイト、クラブメイトの友人と笑顔で言葉を交わしている姿をみるのを楽しみに毎日KSCに出勤しています。