オープンキャンパス
11月14日から17日までの間、本カレッジではオープンキャンパスを開催しています。この4日間、午前と午後に分けて定員20名の説明/案内の会を計8回開いています。
ほとんどの回で定員いっぱいの160名近い参加希望者がありました。今年の参加者を見ていますと年齢が若く、女性が多い感じがします。オープンキャンパスのお知らせは市民向けの様々なメディアに行いましたが、市の広報紙への掲載が広報としては一番効果があったようでした。
シルバーカレッジは決して交通至便なところにあるわけではありません。しあわせの村に来たことがないという神戸市民も結構います。車で来ると駐車料金がかかります。市バスはどこから来るにしても1時間に1~1.5本しか走っていません。このように不便なところに通ってこようかと考えていただけることに感謝です。
参加者の方になぜ入学しようと思ったかと尋ねてみると、在校生、卒業生から楽しいところやと聞いたから入学しようかと考えたというのがほとんどでした。シルバーカレッジを経験した方の多くは、口をそろえて、カレッジでの生活は楽しかったと云われます。そして何が楽しかったかというと、通学して授業を受けて、クラブ活動をして気の合う友達がたくさんできました、先生と親しくなりました、ということだそうです。不便な地にあっても、週5日、毎日登校していますという方がおられます。クラブ活動やボランティア活動で毎日登校されていて苦にならないようです。
オープンキャンパスの最初に私があいさつをします。その中で、私は、当カレッジは自宅のほかにもう一つの居場所、通いの場になっていて、そこで気の合う友人を見つけて、取り留めない話をする場です、と話をします。自分を理解してくれ、受け入れてくれる友人がいるということが心豊かな生き方につながっていくでしょう、と締めくくります。
当シルバーカレッジを新入学生の期待外れにしないようにと思う次第です。