食文化や食と健康について学び、和・洋・中の料理や、家庭料理、和洋菓子などの調理実習を行います。
人数
1学年35名
総合芸術コースの学習目標
- さまざまな創作活動に取り組み、表現の喜びを味わい、文化の伝承に努めることをめざします。
- 共に学びあうグループ学習を中心として、こころ豊かな家庭や地域社会に寄与することをめざします。



食文化専攻の学習内容(令和6年度)
※2年生では、総合芸術コース共通授業が別途行われます。
1年生
学年目標
総合芸術(各専攻)の基礎を理解し、体験学習の喜びを味わう。
学習内容
調理実習
- 計る、切る、だしを取る、調味料と味付け、旬の食材の利用など、調理の基礎を学ぶ
- 和、洋、中各専門講師に各料理の基礎知識や調理技術を学ぶ
- 洋菓子の基本調理
- 調理の意義・役割について
食文化概論
- 日本の食文化を理解する
- 食と健康の関わりを知る
2年生
学年目標
基礎からのステップアップをめざし、展開のある創作活動、実践活動につながるよう学びを拡げる。
学習内容
調理実習
- 和、洋、中の各専門講師に応用的な調理の知識と技術を学ぶ
- バランスのとれた献立作り
- 郷土料理
- 行事食
- 人を招くことの大切さ、もてなし術について
- 本物を知る(瀬戸内の魚)
食文化概論
- 世界の食文化を理解する
- 食と健康の関わりを考える
3年生
学年目標
共に考え、話し合い、協働で何かを創造してゆく喜びを味わい、地域還元を考える。
学習内容
調理実習
- グループ学習に取り組む テーマ/調査/情報収集/実習/まとめ/発表
- 調理指導の演習
- 安全性、嗜好性を高める調理
食文化概論
- 日本の食文化を見直し食文化の多様性を理解する
- 食を通じた健康づくりの実践を考える
再び学んで誰かのために
- 料理を通じたボランティア活動を学び、建学の精神(「再び学んで 他のために」)を培う
学生からのメッセージ
食文化専攻3年(30期) 岩井 慶子さん
食文化1年生、最初の授業で、衛生管理や食中毒など食の安全、包丁の持ち方や出汁の取り方など調理の基本を学びます。調理実習では、家庭料理の定番「肉じゃが」から始まり、和・洋・中・洋菓子など夫々の専門の講師より料理の基礎から本格料理まで、幅広く教わります。4~5人編成で班が決まり最初は遠慮がちに慣れれば協力し合って調理し、そして出来上がった料理をみんなで美味しく楽しく頂きます。
2年生では、お魚アドバイザーから魚料理の基本(さばき方)を、パティシエからは英国式アフタヌーンお菓子と難易度アップします。
3年生になれば、グループ学習で献立から調理まで各グループのテーマに沿って学習します。
食を通して失敗や成功を共有し美味しい笑顔で学べるなんて最高です‼